与信スコアリングシステム

審査のイメージ

消費者金融会社は、『与信スコアリングシステム・ノウハウ』を充実させており、短時間で審査を行い、すぐにお金を必要とする人に対して、そのニーズに応えいています。

スコアリングシステムとは、顧客を「年齢」「性別」「勤務先」などの属性別に分類し、過去の顧客情報・取引実績などから、貸し倒れ発生率を算出して、それに基づいて融資の可否、融資可能額をはじき出す審査のことです。

消費者金融では、この審査を自動化することによって、審査にかかる時間、人件費などのコスト削減の他、以下のような目的を達成しています。

  • より早く、より一貫性を保った、バイアスのない与信の実現。
  • 貸し倒れに対処するための引当金、回収費用の大幅な削減。
  • 利益率の高い新規顧客(ユーザー)の開拓とリピーターの確保。

消費者金融会社の利益は、貸付金に対する利息分が大部分を占めますから、いかに回収率を上げるかが重要となります。つまり、貸し倒れリスクの高い顧客には融資しないということになります。
その判断に『与信スコアリングシステム』が大きく寄与しています。

特に重要な『信用情報スコア』

与信システムでは、一定のスコアを超えなければ融資を断ったり、融資額を抑えたり、あるいは金利設定を変えたりと、申込者に対するリスクを図りながら適正な条件を割り出し、融資を行います。

金融会社が融資の可否を判断するスコアリングの中で、特に比重を重く置いているのが信用情報機関から入手できる、借入・返済状況などから評点される『信用情報スコア』です。

たとえば、25歳、男性、公務員といった属性モデルがあったとします。この条件だけでは、顧客個人に目を向けた貸し出し条件を割り出すことはできません。そこで、過去の借入実績や現在の借入状況などをスコアリングに加えます。

信用情報に基づいた属性モデルでは、それぞれの特性ごとに割り当てられたポイントを合計することによって、ある特定の支払状況の測定に関するスコアが得られます。

信用情報によるスコアリング(例)

特性 属性 スコアリング
取引実績 0
1~3
4以上
取引期間 0~6ヶ月
7~12ヶ月
13ヶ月以上
与信枠の平均残高 50,000円以上150,000円
20,000円以上50,000円未満
0~20,000円未満

信用情報スコアでは、取引実績がない顧客はスコアが低く、4回以上の取引実績がある顧客はスコアが高くなります。また、取引期間が短い顧客よりも長い顧客、現在の借入金額(借入残高)が多い顧客よりも少ない顧客が、より高いスコアとなります。

これによって、キャッシングは単純に”初めて利用するユーザーが有利”ということではないことが理解され、また、金融会社は繰り返し利用してくれる可能性が高い顧客に対して、より高いスコアを与えるということを示しています。

スコアリングシステムに大きく関与する重要な属性基準を知ることによって、キャッシングやカードローンなどの申込時に、自分がどのような状況になっていれば審査に通りやすくなるのかを予測することができます。

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